船場のいま・これから

※難波神社境内にある博労稲荷さんの神輿巡行が、御堂筋を練り歩くところです。人口減少などにより昭和40年に一旦途絶えましたが、平成24年に47年ぶりに復活し、地域イベントの「船場まつり」に合わせ、いまでは秋の恒例行事として執り行われています。

未来に向けて、伝統・文化を受け継ぎ、つなぐ。

水運を活かした城下町から商都、そして近代的な都市へと変わってきた船場ですが、近年では都心居住地域としても人気となっています。

いまも船場という名は大切にされていて、多くの方の手により歴史や伝統の保存、これからの船場のまちづくりの取り組みがされています。

また、船場では神社の行事・祭りのほか、まちをにぎわす様々なイベントがあり、特に秋は「船場まつり」、「船場博覧会」など船場全体が楽しめるイベントが盛りだくさんです。
進化する船場のまちの魅力をお楽しみください。

歴史文化とにぎわい -難波神社
氷を仁徳天皇に献上した故事によるお祭り。氷柱奉納や、参拝者への”かちわり氷”のふるまいを行っています。
歴史文化に触れる -御霊神社
初詣参拝の方々に新年の厄払いとして、「厄除けうどん」が振舞われています。
地域に親しむ -綿業会館前のガス灯
御堂筋と堺筋の中間を南北に走る三休橋筋には、近代美術建築の傑作といわれる綿業会館とガス灯が演出するレトロな雰囲気が漂っています。
船場のガイド「まちの案内板」
街の魅力や案内板周辺の情報を得ることができます。平成28(2016)年より、船場倶楽部と大阪市との協定で設置が進められています。
芸術に触れる -坐摩(いかすり)神社
昼は地元音楽団体・若手オペラ歌手による音楽祭、夜はかがり火の中で芸術祭が開催されます。
伝統を受け継ぐ -神農祭
道修町通りを堺筋から御堂筋まで車輌通行止にして、屋台がたくさん出店します。周辺の薬局・製薬会社などには、祭礼の提灯(ちょうちん)が掲げられます。
船場を学ぶ
道修町ミュージアムストリートに並ぶ薬の資料館、適塾記念センター、大阪企業家ミュージアム、まち角の歴史案内板など、歴史を学べる場所があります。
まちのにぎわい -船場まつり
商都・大阪のド真ん中、船場商人たちが総力を挙げた、船場地域が一体となった文化と商いの秋祭りです。
御堂筋イルミネーション
シンボルストリート”御堂筋”をライトアップするイベントに、船場地域もタイアップ。人と街を優しく包むイルミネーションで、地域のにぎわいを推進しています。

情報提供:大阪市中央区役所